瑞穂の国に感謝感謝、そして日々の記し

自然にもっと親しむためにブログをしてみます。

火事を初めて見ました。

  2020年・令和2年・10月29日・木曜日

 【旧暦・長月(九月) 十三日】・【霜降:そうこう】【霎時施︙こさめときどきふる】

 

 この前からタイトルが「見ました。」と続きますが、近所で火事があって本当に近くで見たのは、と言うか火事じたいを初めて見ました。

 その家の方に申し訳ないので、写真とか動画は載せませんが、家族や友達には近況として動画をラインで報告しました。

 私のアパートの隣の家から道路を挟んで家がありまして、そしてその家の奥の隣家が火事でした。

 つまり、もし道路の横幅を一軒家ぐらいの距離とみなしたとしたら、その火事のあった家から4軒目隣が私のアパートのある距離となります。

 今日は仕事休みでパンでも作ろうかと台所に行ったら、

(なんか外からペチペチと音がするなぁ!なんだろう、うるさいな!)と思ってカーテン開けたら、

 家から煙がもくもくと出ているのを目の当たりにしました。

 すぐには(なんか燃やしているのかなぁ)と思い、そして直ぐに(いや家自体から煙が出ている!)となって、(火事?!うそやろう?!)と思いました。

 そしたら、すぐに「何とかさーん」と人を呼ぶ大きな声がしました。

 たぶん近所の方がその家の方を呼んでいたか、もしくは他の近所の方を呼んでいたかです。

 そして消防車の「ピーポー」という音が小さく耳に入ってきたので、(連絡はしなくてもいいな)とわかると直ぐにスマホを持ってきて、家の窓からラインで家族に動画中継しました。

 それから直ぐに消防士さんたちが急いで消しに来られ、警察官の方も道路を走って往来してました。

 今回びっくりしたのは、アパートの窓からラインで家族に中継している時に、火がその家の屋根より上にあったピークの時です。

 4軒目ぐらい離れているにもかかわらず、まるで焚き火の直ぐそばにいるみたいでした。

 そう(暑い)という漢字ではなく、(熱い!!)という漢字がぴったりあてはまる感じです。

 消防士さんがいかに危険な仕事をしているかが本当にわかりました。

 私の親戚にも消防士がいるので、大変だろうなぁと思い、ラインでそれを言ったら内勤だから大丈夫とのこと。

 (内勤でも大変だろうと思うけど。)

 それからは家が全壊して壊れ、火のピークが過ぎ、火も沈静化したようです。

 火事のあった家の四方のお隣の家々に燃え移らなかったようなのですが、なんせ裏側を見に行ってないので何ともいえないのですが、、、

 でも連なっての火事というのは無かったです。

 直ぐに沈静化したので、速く終わって近所にも被害が無くて良かったです。

 ただ、その火事のあった家の方たちが無事なのかは、全然わかりません。

 けが人や死人が出なければいいのですが、大切な家を失ったのはかわいそうでなりません。

 

 半世紀過ぎ生きていると、火事にあったとか隣家が火事で被害を被ったという人々に何人か合いますね。

 一つ目は、ある女性ですが、天ぷらを作っていて近所の人が来てか電話がかかってきたかだと思うのですが、火をそのままにしていたらしく火事になり家を無くしたそうです。

 でも、他の家族の人たちは仕事や学校に行っていたので皆さん怪我も無く助かったということと、保険に入っていたので家もすぐ新築出来るとのこと。

 それを聞いた私が「でも写真だけが残念だね」と言ったら、「うん、娘がこれから思い出を作ろうよ」と言ったとの事で、(良いこと聞いたなぁ)とその前向きな奥さんと家族の方にすごく感心したのを覚えています。

 二つ目は、これは2回あったのですが、隣の家が火事で火では無く、水害にあったとのことです。

 火事で水害とは泣くに泣けない状態とはこのことでしょうか。

 消防士も火事のある家に水をかけるのでしょうが、どうしても隣家にかかってしまうみたいですね。

 火事がいかに隣近所に迷惑をかけるかがわかりました。

 それで会社の人たち全員で少しですがお見舞い金を出し合ったことがあります。

 この2回は違う会社での出来事です。

 つまり、お見舞い金を出してあげなくてはならないくらいの被害だと思います。

 三つ目は隣家が火事で、燃え移ったとのこと。 

 この時もお見舞い金を出したのを覚えています。

 半世紀生きてて、3~4回ぐらい人から聞くだけか、テレビのニュースで聞くかの火事ですが、間近で見て熱さを知るといかに怖いかわかるし、思い出させました。

 また少し前に長崎で有名なお店が三軒一緒に燃え移っての大火事をニュースで見た後だったため、火の用心が大切だと思いました。

 そのお店は漏電だろうと人から聞きました。

 漏電といえば、私の友達が仕事場の近所に一人暮らしの老人が住む家が漏電で火事になり、その老人は病院に入院中だったため助かったそうです。

 また以前テレビで、コンセントと電気コードの差し込み口に埃や塵がたまり、そこに電流が流れて火事になるケースがあると見てからは、たまにコンセントとかを拭くようになりました。

 あと一つ火の用心のお話、私が高校生の時、家族で車で出かける時に、母が最後に車に乗って直ぐに、ガスの元栓かストーブの消し忘れしたかなぁと言ったんです。

 ガスの元栓かストーブかははっきり覚えてないのですが、その後の父の言った言葉は忘れません。

「戸の閉め忘れは、泥棒が入ってきても自分たちが被害に遭うだけけど、火事はよその家に被害ば出すけん、見て来い」と父が母に言って母が家にもう一度点検しに行ったのを覚えています。

 その時も、(そうだね。)と感心したのを覚えています。

 ガスの元栓や、ストーブのつけ忘れや、電気系統など点検して寝る、出かけるが大事ですね。

 他人事とは思わずに、そうならないように自分も用心しようと強く思う出来事でした。

 そして、その家の方々が早く立ち直るよう祈るばかりです。